<マニ60への搭載>

ベースとなるマニ60
まず分解します。
集電板を作ります。
作例では、真鍮帯板(幅2mm、厚さ0.3mm)を使用しています。
155mmの長さに切り出し、真ん中にφ0.5の穴を開けます。
真ん中の穴にφ0.5の真鍮線を通し、半田付けします。
真鍮線の短い方(突起A)は1mm、長い方(突起B)は5mmに切断します。
赤い矢印の先の突起は削り落とし、黄色い矢印の所にφ0.5の穴を開けます。
そのφ0.5の穴に、集電板に取り付けた突起Aを差し込み、接着剤にて固定。
集電版の突起Bが通るように、車体裏に穴を開けます。
かなり大きめの穴で構いません。
スピーカーを仮当てして、どの部分にスピーカーの音抜き用の穴を開ければいいか確認します。
体の底に音抜き用の穴を開けます。
音抜き用は、スピーカーのサイズに大きく刳り貫いてしまうより、小さい穴を複数開けた方が音の反響が大きくなるようです。
床下部分にも、ディテールに気をつけながら、音抜き用の穴を開けます。
スピーカーのプラスティック部分に接着剤を塗り、固定します。
赤と黒の配線を、突起Bに半田付けします。
この際に、半田ゴテをプラの車体に触れないように注意して下さい。
簡単に溶けてしまいます。
スピーカーがぶつかる窓ガラスの下部分を削り取ります。
窓ガラスは切り取ろうとしますと、ヒビが入る可能性がありますので、ヤスリで削り取るようにして下さい。
最後に集電性を向上させるために、付属のウェイトを写真のように接着剤で取り付けます。
この際に、突起Bにウェイトが触らないようにして下さい。
ショートしてしまう可能性がありますので。
パーツで使わなかったのは、室内の仕切りのみです。
完成状態です。
車体左側にスピーカーを搭載していますが、あまり違和感はないと思います。