<モジュール製作>
(基本編)

このボードをモジュールに変化させていきます。
KATOのユニトラックはよく整備された本線の線路のイメージで、ローカル線には似合いません。
よって、まず線路の質感を変えることから始めます。
線路の繋ぎ目部分をマスキングし、スプレーを用いて塗装します。
勿論筆塗りでも構いません。
この繋ぎ目に塗装が回ってしまいますと、通電不良になる可能性がありますので、ご注意下さい。
焦茶色のスプレーで線路を塗装した状態です。
実際の線路は上面以外は錆びてしまっていますので、線路に錆色を塗ります。
錆色が乾きましたら、細かいヤスリを用いて線路上面の塗装を剥がします。
これだけでも、ローカルな雰囲気が出たと思いませんか?
次にバラスト捲きです。
木工用ボンドを水で5倍ぐらいに薄めた水溶液を作ります。
その際、表面張力を抑えるために、この水溶液に中性洗剤を少量(又は2〜3滴)入れておきます。
バラストを線路にまんべんなく捲きます。
枕木にはできる限りバラストが乗らないようにした方が、実感的になります。
木工用ボンドの水溶液を、スポイトを用いて少しずつバラストにしみ込ませていき、バラストを固定します。
架線柱や踏切を取り付ける際は、バラストを捲く前に取り付けます。
バラストを捲き終わった状態です。
これから先は各自お好みのモジュールに仕上げていってほしいと思います。